分離症とは疲労骨折の一種です。腰痛が主症状で臀部や太ももに痛みが出ることもあります。腰を後ろに反らせたり、腰をひねったりすると痛みが誘発されます。安静時は痛みがないこともありますが、2週間以上痛みが続く場合は、腰椎分離症である可能性が高いです。

椎骨は、前方の円柱状部分を椎体、その後ろから出ているアーチ状の部分を椎弓といい椎弓の斜め後方部分は細く衝撃に弱いため、ジャンプしたり走ったり、野球のように腰を捻じったりの動作を繰り返すことによってヒビが入り、圧力を加えたり疲労骨折を起こしてしまう原因になります。また激しい運動を繰り返していると疲労骨折を起こして亀裂が入ることがあり、それが進行すると椎体と椎弓が分離しまい起こります。

腰を反らしたときに狭い範囲に限られた痛みを感じ、ほとんどがスポーツ中やスポーツ直後に腰痛を自覚します。

成長期のスポーツ選手に多発し、第5腰椎に起こりやすいのは、この部分での脊椎の傾斜が大きく、負担がかかりやすいためで、椎弓の左右両側が分離した場合は、腰椎が前にずれる腰椎分離すべり症に進行していくケースもあります。

腰椎分離症は、疲労骨折が原因で、構造的に変形している為、放置しても症状が改善されません。そのまま放置することで腰椎すべり症に移行してしまい、症状によっては手術が必要となる為、早い段階で適切な対応ができていれば完全に治す可能性がありますが進行すると完全な治癒が難しくなります。

当院では、痛みのきっかけになっている筋肉の緊張や炎症をほぐして血流改善・傷ついた筋肉の修復をして痛みをとる施術をしています。また鍼やお灸などのアプローチも行います。鍼は髪の毛ほどの細さのもので注射のような痛みはほとんどありませんし衛生的にも安心な使い捨ての柔らかい鍼を使用しているので身体への負担が軽くマッサージで揉み返しをしやすい方にもおすすめです。

横浜市で分離症にお悩みの方は、戸塚の「はなまる鍼灸接骨院・整体院」「ふたば鍼灸整骨院・整体院」にご相談ください。