変形性膝関節症
- しゃがむことができない
- 膝が痛くて階段の昇り降りができない
- 膝に水が溜まる
- 膝の内側が痛い
変形性膝関節症とは|戸塚 はなまる鍼灸接骨院・整体院
変形性膝関節症とは、体重や加齢などの影響から膝の軟骨がすりへり、膝に強い痛みを生じるようになる病気です。女性に発生することが多く、加齢、肥満、外傷なども変形性膝関節症の発症に関与していると考えられています。
膝は体重負担が大きくかかる部位であり、変形性膝関節症の発症を防ぐためには体重を増やしすぎないようにコントロールすることが重要です。さらに、膝周囲の筋力をしっかりと保持することも、膝への負担を軽減させるためには有効だと考えられています。また、病状が進行すると歩行が困難になることもあります。
【膝の構造】
膝関節とは、太ももにあたる大腿骨(だいたいこつ)とすねにあたる脛骨(けいこつ)の継ぎ目にある関節で、歩くときに重要な役割を果たします。膝の前方には膝のお皿と呼ばれる膝蓋骨(しつがいこつ)があり、それから4つ目の骨として脛骨の外側にある腓骨(ひこつ)と呼ばれる細い骨から成り立っています。これらの骨が互いに接触すると、大きな摩擦が生じ骨の摩耗につながってしまいます。膝の軟骨は、この摩擦を防ぎ、スムーズな関節の動きを実現しています。
さらに、大腿骨と脛骨の関節面の間には半月板(はんげつばん)があり、主にクッションの役割を果たします。この半月板は、アワビの刺身のような硬さで、コラーゲン繊維からできています。膝を曲げ伸ばしすると半月板が動き、そのおかげでスムーズに膝を曲げることできます。
【痛みの原因】
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減ることにより慢性炎症や変形が生じ、膝に痛みが現れる病気です。
膝の痛みは、加齢や体重によって徐々に進行します。膝関節には体重がかかるので、過度な体重増加は軟骨損傷を進行させる大きな危険因子といえます。
【症状】
症状としては、膝を動かした時に生じる膝の痛みがあります。特に、歩行時の最初の数歩や椅子から立ち上がるときに痛むことが多いです。病気が進行すると痛みは強くなる傾向にあります。痛みが生じることで自然と関節の可動域も狭くなり、結果、日常生活に大きな影響を及ぼすようになります。
変形性膝関節症では炎症反応が生じ、膝に水がたまる(関節水腫)こともあります。通常、人は立ち上がると膝のお皿と呼ばれる膝蓋骨の形がみえますが、関節水腫になると、たまった水のせいで膝のお皿が見えなくなります。また、関節水腫は膝が曲げ伸ばしにも影響します。
《主な症状》
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・膝の内側が痛い
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・正座ができない
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・しゃがむことができない
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・膝に水がたまっている
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・階段の上り下りがつらい などがみられます。
当院の施術|戸塚 はなまる鍼灸接骨院・整体院
戸塚駅そばの「はなまる鍼灸接骨院」「ふたば鍼灸整体院」では、変形性膝関節症に対して筋肉の緊張を緩めますが、痛みの原因は膝だけにあるわけではないので、患部だけでなく、膝と一緒に太腿部(ふともも)と下腿部(ふくらはぎ)の筋肉も施術していきます。そうすることにでより緊張して固まってしまった筋肉を緩め、痛みをとり関節の可動域を広げていくことが可能になります。
戸塚区で変形性膝関節症でお悩みの方は、はなまる鍼灸接骨院・ふたば鍼灸整骨院にお気軽にご相談ください。